初産の女性は,
「赤ちゃんが生まれてくる喜び」
「お産の長さと痛さによる不安」で、
何とも言えない気持ちのまま出産当日を迎えることになります。
出産に立ち会う男性も、
女性が味わうお産の長さや痛さを理解していないと、
「あの時のパパはひどかった(苦笑)」
と後々揉める原因にも繋がるはずです。
そこで、
おどすわけではないですが、
初産当日の流れ、
お産の長さと痛さについて事前に学んでおきましょう。
【妊娠出産】出産入院の準備は完璧ですか?病院に持って行くべき物リスト
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お産の長さは平均13時間、痛いのは約6時間
1時間に6回以上(10分に1回)陣痛が起こるとお産開始です。
ここから子宮口が開き始めて、
初産だと平均13時間ほどで赤ちゃんが誕生します。
陣痛後の流れは以下の通りです。
★子宮口の開大~7時間後まで★
それほどの痛みはなく、
約7時間かけて子宮口が2㎝ほどに開いていきます。
痛さの程度は人それぞれで違いますが、
下痢による腹痛や生理痛に近い痛みが伴います。
入院出産であれば、まだ慌てる段階ではないため、
音楽を聴くなど分娩に向けてリラックスしておきましょう。
★子宮口の開大7時間後~9時間後まで★
2時間ほどかけて子宮口が4㎝ほどに開いていきます。
10分に1回程度だった陣痛の間隔が、
5分に1回程度と短くなります。
痛みも増してきて、
早いとこの段階で破水(子宮口から羊水が流れ出てくる)します。
★子宮口の開大9時間後~12時間後まで★
3時間ほどかけて子宮口が10㎝ほどに開いていきます。
この開き具合を全開大と言います。
陣痛の感覚が1分に1回程度にまで短くなり、
「痛みのピーク」を迎えるでしょう。
一般的には、子宮口が5㎝以上開くと破水します。
赤ちゃんが私たちと同じ外の世界と繋がるようになるので、
感染症予防のため医師の指示に従い抗生物質のお薬を服用します。
★子宮口の開大12時間後~13時間後まで★
陣痛の波に合わせて、
ひたすらいきむ時間です。
赤ちゃんの頭が出てくる頃が、
お産の痛みのピークとなります。
そして、
赤ちゃんが無事に誕生したら会陰縫合などの処置が約30分行われます。
これでお産は終わりとなります。
お産が3時間で終わる、30時間かかる人もいる
初産だと平均13時間で赤ちゃんが生まれてくると言いましたが、
中には2時間から4時間の超短期出産の方もいらっしゃいます。
例えば、
前もって入院するのではなく陣痛が始まってから又は痛みを感じてから病院に向かう人も多いです。
痛みの強弱は人それぞれで違いますので、
病院に到着したら既に子宮口が7㎝~9㎝開いていたというケースもあり得ます。
そうなると、
前述した流れの「子宮口の開大9時間後」から始まることになるため、
病院到着後3時間で赤ちゃんとご対面となります。
出産予定だったパパにとっては、驚きの展開かもしれません。
また、
予定日を過ぎても陣痛が始まらない場合、
陣痛促進剤を使ってお産を促すケースもあります。
子宮収縮薬とも言い、それを使うこと自体は決して珍しい事ではないです。
しかし、
本来の徐々に子宮口が開いていく出産とは違い、
人工的に分娩を誘発するお薬のため短期出産となることが考えられます。
陣痛促進剤の効き目に関しても人それぞれで違いますので、
投与後、数日経っても陣痛が始まらない人もいらっしゃいます。
逆に、
破水してもお産が終わるまで30時間以上かかる方もいるのです。
主な原因は、子宮口が一定以上開かない又は硬いなどが挙げられます。
高齢出産だと、その傾向が高くなるそうです。
こちらも状況は人それぞれで異なります。
赤ちゃんが生まれてくるまでひたすら激痛に耐えながらいきみ続ける、
あまり痛みが強くないので赤ちゃんが下りてくるように階段の上り下りをするなど様々です。
破水したらすぐに赤ちゃんが生まれてくるわけではないので、
分娩を促すためにヨガやフットバスで調整する人もいます。
お産の時間が長引くほど、母子の体力は奪われていくため、
帝王切開などの緊急手術により出産となるかもしれません。
エコー写真などから、お産当日の長短や痛さを推測することは出来ません。
出産立ち合い時間が限られているお父さんは、その点も考慮に入れて当日を迎えるようにしてください。
皆さんの出産レポ
まとめ【妊娠出産】初産当日の流れ!
初産当日の流れ、お産の長さと痛さを知っておけば、
精神的にも楽になれるはずです。
間違った知識のまま当日を迎えると、
それが原因でパニックを起こす可能性も考えられます。
特に、陣痛と破水に関しては前もって学習しておくべきなのかもしれません。
旦那さんが出産立ち合い予定であれば、
どのような状態になると奥さんは辛いのか、
お医者さんの邪魔にならないのかも分かるはずです。
痛みがピークを迎えた時こそ、
旦那さんと手を握り合ったり、応援の声が聞きたいと思うはずです。
しかし、
旦那さんに何の知識も無ければ、
ただ無言でビデオ撮影に夢中という残念なシチュエーションに遭遇するかもしれません。
出産という大イベントは、
夫婦二人三脚で立ち向かうものですので、2人で十分な知識を身に付けておきましょう。
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