

こんにちは!◎まるねこママです!!
朝起きると顔がむくんで大きく見える・・・、
夕方になってもむくみがとれず顔がすっきりしない・・・。
顔がむくんでいるとメイクののりもよくないし、
顔の印象が変わってしまうので女性としてはとても気になる悩みですよね。
シュッとした小顔に憧れてあれこれお手入れをしていても顔がむくんでしまってはせっかくのケアの効果を感じられなくなってしまいます。
そこで今回は、
そもそもなぜ顔がむくんでしまうのか、
その原因と顔がむくみやすい人がやりがちなNG習慣についてお話します。
顔のむくみの原因

顔のむくみを解消するためにはまずむくみがどうやって起こるのか、
その原因を知らないと正しいケアができません。
むくみというのは体の中の細胞と細胞の間の水分が増えてしまった状態のことをいいます。
体の中の水分はもともと細胞の中に多くあって、
血管と細胞の間を行ったり来たりしながら体のすみずみに栄養を運んでいます。
また、
体の中のいらなくなった老廃物を集めて流してくれるのも水分の役割です。
ところが、
本来は細胞の中に多くある水分が※何かしらの理由でバランスを保てなくなり、
細胞と細部の間に余分な水分が溜まってしまうことがあります。
※何かしらの理由って?
①体を循環している水分が多くなりすぎたり、流れが悪くなったりすることで、特定の場所に水分が滞り血管外へ漏れ出る②血液中のタンパク質濃度が下がり、血液中に水分が保てなくなり、血管外へ水分が漏れ出る
③炎症やアレルギー反応、ホルモンの影響により血管の壁が水分を通しやすくなり、血管外へ水分が漏れ出る
④リンパ管の流れが悪くなり、リンパ液が滞留する
⑤薬剤による副作用
これがむくみの原因です。
顔の場合は皮膚の下に水分が溜まっている状態です。
このように、
むくみは水分が原因で起こるものなので、
体重が増えて脂肪で顔が丸くなるのとは全く別物です。
むくみは体の中の水分が増えて起こるものなので時間によって出方が変わるのが特徴。
顔の場合は朝起きた時が特にむくみやすいです。
【顔がむくみやすい人の特徴】

一過性のむくみには、
実は生活習慣の中にも顔をむくみやすくする原因があります。
①お酒をよく飲む
お酒をたくさん飲むとアルコールの利尿作用によってトイレが近くなるので体の中の水分が減ってしまいます。
すると体が脱水状態になるため、体は血管の中に水分を保とうとします。
ですが、アルコールをたくさん飲み過ぎると血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張して静脈やリンパによる水分の処理がうまくいかなり、水分の一部が血管から漏れ出してしまいます。
その漏れでた水分がむくみの原因になってしまうんですね。
お酒をたくさん飲んだ翌日に顔がむくみやすいのはそのためです。
②味の濃い食べ物が好き
塩分が多く含まれた味の濃い食事が好きな人も顔がむくみやすいです。
塩分をたくさんとると体が体内の塩分濃度を薄めようとして体に水分を溜め込もうとするからです。
お酒を飲む時に塩分の多いおつまみを食べるなんていう場合は塩分とアルコール両方の影響でさらにむくみやすくなります。
塩辛い味が好きな人は塩分を体の外に排出するはたらきのあるカリウムが多く含まれた食材をいっしょに食べるのがおすすめです。
③水をあまり飲まない
むくみは体の中の水分によって起こるのでむくみが気になると水分をとるのを控えてしまうという人もいますよね。
確かに、水分のとりすぎはむくみの原因になります。
ですが、あまりに水分をとらなすぎると体は「水分が足りない!」と危機を感じて体の中に水分を溜め込もうとしてしまいます。
そのため、体が1日に必要とする水分量はしっかりとることが大切。
また、朝の顔のむくみが気になるからと水分をとらずに寝てしまう人もいますが、寝ている間は水分補給ができないので体が水分不足を感じやすくなります。
寝る前でも少なくともコップ1杯は水を飲むようにしましょう。
④運動不足
体を動かす機会がない運動不足の人や、立ちっぱなしや座りっぱなしなど仕事でずっと同じ姿勢でいる人もむくみが出やすくなります。
特にデスクワークやスマホをよく使う人は前かがみで姿勢が悪くなりがちです。
すると、肩や首がこり血行が悪くなるため顔がむくみやすくなります。
運動する習慣をつけたり、仕事の合間にちょっとストレッチするなどこまめに体を動かしてあげることが大切です。
⑤体が冷えている
秋冬の寒い季節はもちろん、夏は冷房の風で体が冷えたりと最近は1年を通して体が冷えたり冷え性で悩んでいる人が多いです。
体が冷えると血行不良でめぐりが悪くなるためむくみが出やすくなります。
そのため、暖かい服装をしたり湯船につかって体の奥までしっかり温めるなど体全体の血行をよくするのがポイントです。
お風呂に入ってもシャワーだけだと体の表面しか温められないのでむくみがちな人は湯船で体を温める習慣をつくったほうがいいですね。
⑥睡眠不足
寝る時間が確保できず睡眠不足の状態が続くと体の代謝が悪くなります。
それに伴って体の中の水分の代謝も悪くなってしまうのでむくみが出やすくなります。
また、寝不足やストレスによって自律神経が乱れることでも血行が悪くなってしまいむくみが出てしまうことがあります。
⑦あわない枕を使っている
最初にお話ししたとおり、顔のむくみは朝が一番出やすいです。
これは体を横にすることで顔が心臓よりも低い位置にくるためです。
重力の影響で水分は高いところから低いところに流れるため、朝は顔に水分や血液が溜まりやすくなるんですね。
低すぎる枕を使っていると頭の位置が下がり水分が顔に流れやすくなります。
逆に高すぎる枕だと首が不自然にまがってしまい首や肩に負担がかかります。
その制で首や肩がこってしまい血行不良で顔がむくむということもあります。
むくみやすい人の特徴【まとめ】
夜から朝にかけては横になって眠る時間が長いため朝起きた時に顔に多少のむくみが出てしまうのは仕方がありません。
ですが、起きてから時間が経ってもむくみが消えない、
1日中顔がむくんだままという時は生活習慣を見直してみるといいかもしれません。
顔のむくみをまねくNG習慣をやめるだけでむくみ具合が変ってくることもありますよ。
また、むくみ以外にも倦怠感や発熱などといった症状を伴う場合はすぐに病院で受診しましょう。
思わぬ病気が隠れていることもありますのでセルフジャッジはやめましょう。